自然素材で選ぶ住宅

無垢フローリングのメンテナンス方法

自然素材の住宅を建てるには高いコストがかかる?

自然素材の住宅を建てるには高いコストがかかる? 注文住宅の家づくりでは、間取りを自由に決める事が出来る、住居内で利用するキッチンや浴室、トイレなどの設備を好みのデザインや色の製品を選べる、フローリング床、建具、外壁デザインなどについても、好きなものをカタログやサンプル品を見て選べるなどの魅力があります。
住宅の建材の大半は加工が行われたものが利用されており、建築コストを抑える効果を持っています。
しかし、注文住宅で家づくりを行う人の中には自然素材を用いた家づくりにこだわりを持つ人も少なくありません。
自然素材とは、自然に生えている木を伐採し、必要な部分を切り出して家の柱として利用する、リビングルームの板材として利用するものなどであり、一般的に普及している建材と比べると、数が少ないためコストも多く掛かる事になります。
尚、自然素材は木材だけではなく、タイルや土、紙、石、草などの自然の中に存在する素材を用いて作られた材料で、漆喰や珪藻土、竹や籐などの種類もあります。

自然素材で造った「無垢フローリング」のメンテナンス方法

自然素材で造った「無垢フローリング」のメンテナンス方法 自然素材の無垢フローリングは定期的にお手入れをすることで美しさが長持ちし、その独自の風合いを楽しむことができます。
自然素材のフローリングは木の質感をそのまま生かせ、傷が目立ちにくく凹みなどの補修を行ないやすいという特徴があります。
日常のメンテナンスは乾いた雑巾で床を拭き、大きいゴミがある場合は一箇所にまとめ掃除機で吸い取るようにしましょう。
板の隙間に入ったゴミは大半が掃除機で吸い取ることが可能ですが、粘土質の物が挟まった場合はようじを使用して取り除くことがポイントです。
大掃除のときはまず掃除機をかけるか、固く絞った雑巾で床を拭きます。
オイル塗装をしている場合は各メーカーが取り扱っている専用のクリーナーを使用して汚れを取り除き、仕上げとして乾いた雑巾で拭き上げましょう。
ワックスをかける場合は必ず塗装されたものと同じ商品を使うことが大切です。
塗り方や使用量を間違えるとシミの原因につながるため、手順をよく確認してから行なうことが大切です。